孤独のリフレ第2期 第5話~名古屋の伝説的リフレ店かわいいじゅく~

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・今回のお店:かわいいじゅく
・今回の女の子:Aちゃん、Bちゃん
・エリア:名古屋市伏見駅
・料金:60分コース1万円(入会金+コース料金+指名料金)
30分…5000円
45分…6500円
60分…8000円
入会金、指名料…各1000円

新幹線。
今日は出張。
ある、クライアントさんとの商談で名古屋出張なのだ。
やはりデキる男は東京だけの規模ではおさまらないのだ。

えっ?

デキる男は誰だって??

そんなのフクロウさんに決まってるじゃないですかー。

やーだー。

しかし、出張って良いよねー。

開放的になると言うか自由と言うか。

パイパン頭の上司もいないしねー

さて、到着しました電気の街「電m…」名古屋!

名古屋と言えば「味噌カツ」、「味噌煮込み」、「手羽先」、「喫茶店のモーニング」、「あんかけスパ」たくさん美味しいものがありますなー。

まずは、あんかけスパで腹ごしらえしよう。

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知らない人に説明するねー。
これは、あんかけスパと言うパスタ。
給食のソフト麺みたいな太麺にコンソメベースの濃厚なあんがかかっている割と見た目よりも塩辛いパスタ。

味覚の壊れてる名古屋人にはおなじみだけど…

半年に一度くらいフクロウさんは無性に食べたくなるんだよねー。

あんかけスパと聞くと大半の人があんかけチャーハンのパスタ版なんて思う人もいるんだけど、そのイメージでいくと違うものが出てくるから注意が必要だよ!

フクロウさんは「ミラカン」「ポパイ」「バイキング」がオススメ。

写真は「ポパイ」に「バイキング」のトッピングを加えたものだよ。

さて、そのあんかけスパを食してクライアントさんのとこに行く前に名古屋の「サンシャイン栄」に行かなくてはならない。

サンシャイン栄?

ここは、観覧車のついた一見不思議なビルなのだが、SKE48の劇場やグッズを買うことができる商業施設。

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フクロウさんのメイン取引先には〇〇商事という会社があり、この孤独のリフレにもちょいちょい登場する「ゲス」と言う人物がいる。

このゲスがSKEのファン。

良い歳して14歳のアイドル追いかけるとか…おまわりさーんこの人です!

そのゲスがSKEの推しメンの生写真買ってこいと連絡をしてきたので急遽買いに寄るはめになる。

さすがにアイドル店舗のグッズを買う大人…これだけでかなりの羞恥プレーだ。

ドS生意気女子校生の比ではないプレーだ。
そんなこんなでサンシャイン栄に向かっている途中だ。

??「JKビジネスはダメ!」

ファッ?

声のする方を見るとビルのサイネージでJKビジネスを糾弾する注意喚起の宣伝が。。

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いやー、笑ったというかびびったと言うか。
名古屋は厳しいねー。

まあ、18の高校生とかへの注意喚起ってのはわかってるし今現在営業しているほとんどが「JK風リフレ」だからね。

別にフクロウさん、制服である必要はないからJK風じゃなくても良いのだよ。

さて、サンシャイン栄で買い物を済ませたあとはいよいよ出張の本題大手予備校へのセールス。

たまたま自社の展示会の時担当者がうちのブースにきていて名刺交換したんだよね。

そしたら、メールで問い合わせが来たんですよ。

フクロウさん、コンパニオンさんに声をかけて遊んでいたわけじゃないんだからねー。

ってことでいつ行くの?

「いまでしょ」

と言わんばかりに名古屋に来たわけですよ。

名古屋に本拠地を構える大手予備校河○塾。
そこで、しっかり導入してもらえたら学校の数も多いしフクロウさんも会社もニッコリできるからねー。

さて、到着したのはマンション。

大手予備校なのにマンションに事務所ってなんかショボいな。

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ちょっと古めのマンション。
ここのどこだろう?

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( ゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシ

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(;゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシゴシ

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(;゚ Д゚) …!?

ぼく、河○塾と間違えてかわいいじゅくに来ちゃった!

大変、フクロウさん大変!

慌てて河○塾の本拠地に電話。

フクロウ「すみません、訪問の時間なのですが…」

河○塾担当者「あ、明日のお約束ですよね?東京からお越しだと思うのでお気をつけて」

え?

明日?

つまりこういうことか?

フクロウさん、間違えてかわいいじゅくに行く。でもそもそもアポを取っていた日を間違えていた。

あれー?

自動的に泊まりになるんですけどー。

会社には言えないけど泊まりになるんですけどー。

よし、こうなったら何かの縁。
今日はかわいいじゅくに訪問しよう。

いつ行くの?

「いまでしょ」

会社への言い訳もあとで考えよう。

名古屋は伏見駅にある「チサンマンション」にかわいいじゅくはある。

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一度は摘発を食い、不死鳥の如く蘇った女性店長のお店だ。

全国のリフレファンならびに関係者から注目を一身に集める同店舗。

ここで行かなきゃ男が廃るってもんですよ。

フクロウ「たのもー」

女性店長「いらっしゃいませ」

フクロウ「これから入れる子はいるかな?」

女性店長「勿論です。お会計した後、女の子を選んで貰入ってください。60分コースは途中で女の子を交代することもできます。その場合指名料は別途1000円いただきます」

フクロウ「ほほう、じゃあそれでお願いします。」
女性店長「入会金入れて1万円です。メンバーズカードは再発行できないのでなくさないようにしてください。」

女性店長に1万円支払う。

正直秋葉観光(闇)より1000円程度安いくらいか。名古屋と東京の土地代なんだろう。

カーテンを開けると女子たちが4人ほどいた。

そのうち2人を選び中に入る。

隣には先客がいた。

隣との敷居は壁ではなくカーテン。

しかも部屋のカーテン自体は薄く部屋の前を通るとシルエットも見え、なおかつ足元が少し空いている。

最初に入ったのはAちゃん(19歳)。
まるで不思議の国とか鏡の国とかワンダーランドな主人公みたいな名前だ。

そうか、ここは不思議の国か。

道理でさっきの控え室にはハンプティダンプティみたいなのがいたわけだ

さてそのAちゃん、やる気がない。

接客中も携帯ポチポチ。

マッサージを頼んでも携帯ポチポチしながら片手でやる。

部屋の壁を見るとオプションらしきものが…

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フクロウ「5番とかお願いしようかな」

A「ここに書かれているのをやる人なんていないよ」

フクロウ「えっ?じゃ何するの?」

A「コレだね」

と、手で上下する仕草を見せる。

フクロウ「どんなことができるの?」

A「私は…」

と、内容を聞いてみるとなるほど。

詳しくは秋葉フクロウさんにお問い合わせください。

A「どうする??」携帯ポチポチー

しきりに表の反対、つまりワンダーランドへのお誘いをしてくる。

フクロウ「チェンジで」

と、まだ入って10分だがチェンジを宣告。

Bちゃん(19歳)が来るのを待っていると隣の部屋からはピンクな声が聞こえている。

ちょうど店内はテレビの音声が聞こえているがCMに切り替わる音が途絶えた瞬間に隣の男性が「○きそう」と言っていた。

やばいですよー。

ここ、やばいですよー。

2人目はBちゃん。正直2人とも消去法で選んだものでテンションは既に低い。
強いて言うならば笑顔のかわいい子だった。

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フクロウ「そしたら5番の腰もみ…」

Bちゃん「あ、それ頼む人殆どいないから。で、何して遊ぶ?」

あれ?

デジャヴかな?

こういう時の話題チェンジの必殺技を出そう。

フクロウさんは普通に添い寝とかマッサージされたいのよ。

フクロウ「あのさ、フクロウさん本当は新幹線の運転手になりたかったんだ」

B「そうなの?んでどうする?」

大変です!

ダメです!

全く通用しません!!

フクロウ「じゃ、何ができるの??」

Bちゃん「私は…」

さっきの子より緩い。

名古屋は店舗型の風俗店も多く、値段が高ければそっちに流れてしまう。

生き残るための知恵なのかも知れないね。

それ以外にもホストにハマった話、彼氏の話など心からどうでもいい会話が、一方通行の会話が繰り広げられた。
あと、愛人契約の話も。
フクロウさん奥さんもいないのに愛人なんて…

時間の10分前になった時だ。

Bちゃん「もう、時間的に何もできないから終わりにしてもいいかな?」

フクロウ「…はい」

…敗北や。

フクロウさんのリフレ人生における敗北や。
こんな名古屋まで来て何をしているんだろう。

小さい頃は新幹線の運転手になりたかったんだよなー。

“ぼくは、しんかんせんのうんてんしゅになってたくさんのひとをもくてきちまでおくりとどけたいです”

よし、今日はこれからホテルをとって引き篭ろう。

そして、明日の営業を済ませて帰ろう。
せっかく名古屋まで来たのだ。
ちゃんと契約をまとめよう。
よし、ホテルに向けて出発進行!

携帯を手に取りホテルに電話をする。

フクロウ「今日宿泊したいんですけど」

ホテルA「満室です」

ホテルB「満室です」

ホテルC「申し訳ござません」

ホテルD「満室だっつーの」

ホテルE「ごめんねー」

…まさかの全滅。

さてさてフクロウさん、これからどうしよう。

~名古屋かわいいじゅく編 完~

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